1月18日水曜日、ホールにて本園特別顧問の川島隆太教授による講演会が行われました。
「脳トレ遊びを通して育まれる望ましい姿 ~親子の愛着形成の重要性~」という演題で、わかくさ幼稚園で行われている脳トレ遊びが子どもたちとその保護者にとって、どのように意味のあるものかをお話しくださいました。以下お話を一部ですが抜粋いたします。
◎脳トレ遊びとは、、
①遊びを楽しむ中で子どもの脳を刺激し発達を促す
②親子で行うことで親子の間に深い愛着形成がされ、子どもにとって親が緊急避難基地になる。(遊びの中で上手くできたことはすぐに褒めることが大事!)そのことで、子どもが社会(園や学校)に出てストレスを感じることがあっても、家に帰って親にぎゅっと抱きしめてもらうことで不安を解消し、外の世界で頑張る力が持てる。
③子どもが遊びで満たされることで問題行動が減り、育児ストレスが減少する。
◎近年子どもたちの生活の中にもスマートフォンやタブレットなどインターネット利用が身近となったが、子どもたちの脳の発達を妨げることが実証されているため、なるべく利用を控えるように配慮すべきである。
◎親子での絵本の読み聞かせは子どもの語彙力、創造力などを育むのは勿論のこと、その後自分で本を読む習慣へとつながり、自ら学習する姿勢にもつながることが分かっているので、ぜひ行って欲しい。
など、普段の育児や保育に大変参考になるお話をお聞かせいただきました。
講演の最後の質疑応答では、保護者の方より、たくさんの質問があり、参加いただいた保護者の皆様がお子さんの子育て・教育に大変熱心であられることを感じました。1つ1つの質問に丁寧にご回答くださいました川島先生、本当にありがとうございました。
これからもわかくさ幼稚園は子どもたちの健やかな成長の一助として、脳トレ遊びを園やご家庭で楽しく行えるよう進めてまいりたいと思います。ぜひご家庭でも親子時間の中に取り入れていただきたいと思います。