2006年より、東北大学医学博士 川島隆太教授が特別顧問として就任
「脳トレ」を教育現場へ


川島隆太教授 プロフィール

1959年千葉市生まれ、東北大学医学部を卒業、同大学院医学研究科修了。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学講師等を経て現在東北大学加齢研究所教授、医学博士。日本における”ブレインイメージング研究”の第一人者。また、任天堂ゲームソフト”脳を鍛える大人のDSトレーニング”や”わかくさ幼稚園方式脳トレ遊び”を監修されました。”わかくさ幼稚園方式脳トレ遊び”の内容については、子どもたちの大切な脳の発達を促す遊びについてであり、主に日本の伝統的遊びを最先端の脳科学でアレンジしたものであります。

子どもたちの心身の健やかな発達を図るため”(子どもの脳機能研究)について

子どもたちの心身の健やかな発達を図るため、川島隆太教授とわかくさ幼稚園が協力し共同研究をしています。脳機能計測の他、食や運動、趣向、趣味などの日常生活習慣についてアンケート調査等を行い、脳の働きと生活習慣の関係を調べることで、子どもたちの心身の健康を保つための暮らしの工夫や生活習慣を明らかにしております。

わかくさ幼稚園への研究成果の還元について

本研究の成果は、わかくさ幼稚園にすべて集められます。その中から、幼稚園教育に役立つ適切且つ有効な手法を数多く蓄積し、それらを日々の保育活動に生かしていきます。
また、家庭教育に役立つ事については、直ちに各ご家庭にニュース等でお知らせし、各ご家庭でも親子で実施して復習していただき、園と家庭との緊密な協力体制のもと、一人ひとりに良い生活習慣と生活態度、そして「脳力」が身につくよう指導に努めております。

わかくさ幼稚園主催
演題「記憶力・集中力を高める脳トレ遊び~やる気を高める~」

-★わかくさ幼稚園ホールにて★-

幼児期に、規則正しい生活を送ることが、子どもの健全な育成の鍵をにぎる

前頭前野は、脳のもっとも重要な部分であり、その機能は、思考力・創造力・記憶力・コミュニケーション能力、或いは意思決定や感情の抑制をつかさどる等、多岐に渡っております。従って脳を鍛えるということは重要な事であり、つまりは前頭前野の活性化をはかることであります。しかも、その鍛えるタイミングとしては、前頭前野の急激に成長する幼児期がベストということになります。

庭や幼稚園で、子どもたちを健全に育成するためには

  • 前頭前野の発達を促す調理などを一緒に作業する事で、親子のコミュニケーションを大切にしよう。
  • 本の読み聞かせや文字・数に、毎日少しずつ取組親子の共同体験を増やしましょう。
  • 子どもが集団生活の中で受けるストレスをリセットするための緊急避難基地として、親子の愛着を形成しましょう。
  • 子どもたちを認めて即、タイミング良く褒めてあげましょう。